2023/04/25 13:52

第5章《2匹の蝶々とリボンの鈴蘭》

今にも消えた瞬き落ちてきそうな曇天の日。空にはレースのベールが沢山かかりました。「無事に木馬さん、お仕事済んだみたいね」 『今月は少し暖かくなるのが早いみたいね。これじゃぁリボン雲の木馬さんも大慌...

2023/04/25 13:50

第4章《月星交換士》

ここは空の上の上のうえの方、とーっても高いリボン雲の木馬の家。木馬の仕事はこの辺りに散らばる数えきれない程の迷子の瞬きをあるべき場所へ届け、役目を終えた瞬きと交換する仕事。“月星交換士”風船のように...

2023/04/25 13:46

第3章《月星の夜森語り》

「例えばの話なんだけどさ、ここに咲く花々は月と星の光そして“涙”がないと綺麗に咲かないだろ?」『涙は涙でも悲しみや淋しさの“涙”ね』「その悲しみや寂しさの涙じゃなくて嬉しくて幸せな涙を与えてもここにあ...

2023/04/25 13:44

第2章《水鳥配達店の想い》

開店準備を終えたくまさん店長は早速電話をかけました。pululu.... pululu....『はい!こちら水鳥配達店です』「クマ花店ですが夜森に咲くお花をこちらまで配達お願いします。」『かしこまりました。涙の湖...

2023/04/25 13:39

第1章《くまさん店長の鞄》

くまさん店長のお花屋さん春のあったか空気に包まれて色とりどりの想いが詰まった花々が今年も咲きました。たっぷりの優しさ詰め込んだ赤いチューリップはくまさん店長の一推しです。今日はお花の仕入れの日。肩...

2023/03/20 23:12

《わたしのチューリップ展》

こんにちは。企画展のお知らせです。《わたしのチューリップ展》可愛く並んだチューリップ風にふかれてゆらゆらゆれるよ春になったら会えるけど できればずっと、一緒にいたいなわたしだけのチューリップを...